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上向流粗ろ過
受水槽清掃の頻度を劇的に下げる新常識 ―「上向流粗ろ過」による前処理がもたらす管理コストの最小化
1. 受水槽における「砂泥堆積」のメカニズムと管理上の課題 谷部の水源から高台にある浄水施設(浄水場)へ水を送る際、多くの施設では一度受水槽に水を貯めてからポンプで送り出す構成をとっています。この受水槽、実は以前から維持管理コストの発生源に... -
お知らせ
【弊社体制紹介】NPO「地域水道支援センター」×「三恭コンサルタント」との連携で実現する、小規模水道への包括的支援
1. はじめに:小規模水道支援には「多層的なバックアップ」が必要である 日本の水道が直面している課題の中でも、特に深刻なのが小規模水道の持続可能性問題です。人口減少による収益の低下、技術職員の不足と高齢化、老朽化した施設の更新費用。これらが... -
思想・原則
LCC計算に「行政コスト」の算入を。――人手不足時代のインフラ経営と、将来を見越したスマートな技術選択
1. 見えてきた「インフラ更新地獄」という有事 水道管が破裂し、橋が通行止めになり、トンネルで剥落が見つかる。これらが「個別の設備トラブル」として語られる時代は、もう終わりつつあります。今起きていることは、高度経済成長期に一斉に整備されたイ... -
思想・原則
途上国支援における「水質基準」の柔軟な運用とは? タンザニア深井戸開発プロジェクトに見る、住民本位の意思決定
1. 地質的難所における深井戸開発の挑戦 タンザニアのタボラ州。東アフリカ内陸部に位置するこの地域は、広範囲にわたって岩盤が地表近くまで迫る、地下水開発にとって極めて厳しい環境です。 多くのドナーがタンザニア国政府から本地域での水道開発プロジ... -
技術解説
膜ろ過システムの薬液洗浄にかかるコストを劇的に下げる「薬液浸漬洗浄」の極意。
1. 膜ろ過(MF/UF中空糸膜)における維持管理の現状 浄水処理における膜ろ過の導入が、じわじわと広がっています。その理由は明快で、「管理が比較的シンプルで、処理水質が安定している」という二点に尽きます。 水道分野で主流となっているのは、MF膜(... -
お知らせ
毎日数十人が集まる「水の場所」へ。メルマガ第8号の節目と、水飲み会のアップデート。
1. 誰にも教えずに始めたメルマガが、いつのまにか。 メルマガを始めたとき、特別な告知はしませんでした。 誰かに「始めます」と宣言するわけでもなく、このブログのサイドバナーにそっとリンクを置いただけ。それがいつの間にか読者数が増え続け、昨日、... -
災害・緊急対応
災害時の「管内残留水」利用に伴う衛生リスクと復旧プロセス–負圧による汚染と水質確保の論点
1. 水道管内水の活用:優先順位の再確認 大規模地震が発生し、広域断水が長期化する局面では、「管の中にまだ水が残っているのではないか」という発想が現場で浮かぶことがあります。実際、断水直後の管内には一定量の水が残留しており、これを何らかの形... -
思想・原則
ライフサイクルコストの「盲点」を埋める――行政コストと不確実性から導く、真に持続可能な水道設計
1. LCC(ライフサイクルコスト)の再定義 「500万円で50年動く施設」 と 「1,000万円で100年動き続ける施設」。 どちらの施設を選ぶべきと思いますか?? 単純に計算すると、どちらも「1年あたり10万円」です。であればとりあえず安いほうでいい、と... -
思想・原則
【緊急提言】中東危機とナフサ枯渇が招く、水道業界「暗黒の1年」。工事からコンサルへのシフトと、建設業倒産リスクの再検証
1. 【現状分析】中東情勢と石油供給の二面性 2026年2月に始まったアメリカとイランの軍事衝突は、日本の多くの人にとって「遠い国際ニュース」として受け取られているかもしれません。しかし、水道業界の実務に携わる方であれば、今この瞬間も資材調達の現...