技術解説– category –
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技術解説
腐食物質(フミン質)対策におけるオゾン装置のスペック選定術。TOC相関と溶解効率から導く最適設計
1. 活性炭からオゾンへ:ランニングコスト重視の選定経緯 腐植物質(フミン質)による色度問題への対処として、まず検討の俎上に載るのが活性炭処理です。活性炭は導入コストが比較的低く、既存の処理フローに組み込みやすいという利点があります。しかし... -
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腐植物質(フルボ酸・フミン酸)が水道原水に含まれる際のリスクと対策。緩速ろ過で色度は落とせるか?
1. フルボ酸とフミン酸の化学的性質 日本の国土の約7割は森林です。山に降った雨は森林の土壌を通り抜け、川となって平野部へと流れ出します。その過程で、森林の落ち葉や枯れ枝が土壌微生物によって徐々に分解され、その分解生成物の一部が雨水や地下水に... -
技術解説
UV-LEDは塩素を超えるか?小規模水道における紫外線滅菌の「期待」と「限界」
1. 紫外線滅菌の「新時代」――UV-LEDがもたらしたパラダイムシフト 水の消毒技術として、紫外線滅菌は長い歴史を持っています。しかし従来の紫外線ランプは水銀を使用しており、頻繁なON/OFFに弱く、寿命も短いという運用上の課題がありました。それが近年... -
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「塩素」は本当に悪者か? 水道消毒の最適解を探る
1. 塩素消毒への誤解を解く――「青天井」の嘘と現場の努力 水道水の塩素に対して、批判的な声が後を絶ちません。 「日本の水道は塩素が多すぎる」「海外と比べて基準が緩い」「上限がないから青天井だ」 ——こうした言説がインターネット上を流通し、浄水器... -
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水道だけじゃない!逆浸透(RO)膜が活躍する5つの現場
海水淡水化の主力技術として、私たちに安全な水を届けてくれる逆浸透(RO)膜。しかし、その活躍の場は水道だけにとどまりません。家庭用浄水器から救助現場の循環シャワー、そして知られざる医療や産業の最先端まで、RO技術は驚くほど身近なところで私た... -
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海水から水道を作り出すってどうやるの?
~海水淡水化の最前線、「青い海」を飲める水に変える技術~ 地球の水の約97.5%は海水です。私たちが利用できる淡水はわずか2.5%しかありません。にもかかわらず、世界の水道造水量のうち、海水由来の水が占める割合は0.8%に留まっています。なぜでしょう... -
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フミン質(腐植)による色度対応について
山の沢水を水道にするとき、水処理技術者を悩ませるのが、フミン質と呼ばれる着色物質です。山林の落ち葉の中を通る間に、水に溶け込むと思われるその物質は、薄茶色の色を呈し、水道の色度の水質基準である5度を超えるもととなる物質です。数年前、千葉県...
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