思想・原則– category –
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思想・原則
世界はこれから、もっと水を必要とする――人口、食料、都市、産業、そしてAI
1. 「水不足」というイメージ 「水不足」という言葉を聞いたとき、多くの人が砂漠の風景や干上がった湖を思い浮かべるのではないでしょうか。アフリカのサヘル地帯、中東の乾燥地帯、縮小するアラル海——そういった極端な乾燥地域の映像が、「水不足」のイ... -
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日本はダムをもっと作ればいいのか?――貯水・治水を「20世紀の答え」から考え直す
1. 日本はダムをたくさん作ってきた 日本の山間部を車で走ると、かなりの頻度でダムを目にします。緑に囲まれた谷に静かな湖が広がり、コンクリートの堤体が山の斜面に挟まれ、そこから下流へ川が流れていく。私たちはその光景を、日本の当たり前の風景と... -
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「水をきれいにする」とは、いったい何をすることなのだろう?
水処理の仕事をしていると、当たり前のように薬品や機械を使います。 凝集剤を入れて、撹拌して、沈殿させる。 ポンプで水を送る。 必要なら膜でろ過する。 曝気するためにブロワを動かす。 そして、きれいになった水を取り出す。 私たちは「水をきれいに... -
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米離れが進むと、日本の何がなくなるのか――稲作から考える日本の文化と国土
「日本の米」という本をご存じでしょうか。富山和子さんの著書です。 私がこの本を読んだとき、大変驚きました。 それは、「日本の米はおいしい」「日本人にとって米は大切な主食だ」といった、いわゆる米文化を紹介する本ではなく、この本が描いているの... -
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「誰でも管理できるインフラ」から「地域の力をつなぐ仕組み」へ——人口減少時代の新しい地域インフラ
1. はじめに——「人が減る」ということは、地域を見る人も減るということ 人口減少・高齢化・労働力不足という言葉は、今や日本社会のあちこちで語られています。しかし、この変化がインフラの維持管理にとって何を意味するのかは、まだ十分に議論されてい... -
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「誰でも管理できるインフラ」という発想――人口減少時代のインフラをどう設計するか
日本のインフラは、これから大きな転換点を迎えようとしています。 これまでの日本では、道路・水道・橋・電力・河川・公園など、社会に必要なインフラを整備し、それを専門的な知識や技能を持つ人材が維持管理するという仕組みが基本でした。その仕組みは... -
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更新時期を延ばせるインフラ選びが、人手不足時代の鍵に
1. 「インフラを発注する人」が減っている 建通新聞の記事(2025年8月18日発注力低下(1) 技術職員ゼロの自治体も ゆらぐインフラの整備・管理、および発注力低下(3))によると、地方自治体の土木部門で働く職員数は、この約30年間で28.3%減少しています。... -
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外国人材に支えられる日本社会、その一方で問われる重要インフラの安全管理― 水道・電力・下水道・交通インフラを誰が守るのか ―
日本社会は今、大きな転換期を迎えています。 少子高齢化による人口減少が進み、さまざまな業界で人材不足が深刻な課題となっています。これまで日本の産業や暮らしを支えてきた多くの分野で、働き手の確保が難しくなり、外国人材の活躍が欠かせない時代に... -
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インフラ維持に必要な人の量で、インフラを量る。HLRという考え方の紹介
はじめに:インフラ評価の「お金」を中心とした基準とその限界 インフラの整備や更新を判断する際、私たちはこれまで一貫して「お金」を中心とした基準で評価してきました。建設費はいくらかかるか、年間の維持管理費はどの程度か、そして建設から廃棄・更...