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失敗しない小規模水道の「給水量」設定:地域特性と災害対策を両立させる設計とは
1. 給水量算定の基本と「+α」の視点 基本式はあくまでスタート地点 小規模水道の設計において、必要な給水量(計画一日最大給水量)を算定する起点となるのは、「給水… -



人口減少時代の小規模水道設計:給水人口設定の「最適解」と、失敗しないための増設戦略
1. 人口減少時代、旧来の「計画給水人口」は通用しない 増加時代の遺物 水道設計の基本となる「計画給水人口」は、事業完成後の一定年度(おおむね10〜15年先)における… -



既存の急速ろ過浄水場を「省エネ・低コスト」にアップデートする。上向流粗ろ過による前処理のススメ
1. 既存の急速ろ過浄水場が抱える「現代の課題」 急速ろ過方式は、高い処理能力と速い処理速度を持ち、日本の水道インフラを長年にわたって支えてきた主力技術です。し… -



地元の水をおいしい湧き水に変える、緩速ろ過の可能性
1. 水道広域化が住民にもたらす「心理的コスト」 少し、個人的な話から始めます。 私の両親が暮らす集落には、かつておいしい水道がありました。地元の湧き水を水源に、… -



水道インフラの「人材不足」を技術で解決する:更新不要な浄水システムが老朽化対策の切り札になる理由
1. 水道業界を襲う「ダブルの人手不足」の正体 水道インフラの老朽化問題は、今や多くの自治体で共通の課題として認識されています。しかし現場で起きている問題の本質… -



小規模分散型水道実証事業への技術協力:粗ろ過・緩速ろ過システムの設計・施工協力
1. 国交省の実証事業における弊社の役割 国土交通省が推進する分散型水道実証事業のもと、とある企業から依頼を頂戴し「小規模水道における小型緩速ろ過システムの実証… -



電源・Wi-Fi不要の『Valcon』が、水制御の常識を変えるまで
はじめに:不便な現場が、開発の起点だった とある山奥に、水処理装置を置くことになった。 電波はほとんど届かない。商用電源もない。それでも、装置は動かさなければ… -



人口減少時代の最適解「運搬送水」:自動運転技術が変える小規模水道の未来設計
1. 小規模水道の「第3の選択肢」とは何か 人口減少と高齢化が加速する中、地方の小規模水道が岐路に立っている。老朽化した施設の更新費用は膨らむ一方で、料金収入の原… -



小規模水道の持続可能性を問う:固定料金制から従量制への移行が不可欠な「技術的・経営的理由」
1. 固定料金制とはどのような制度か 一般的な水道料金は、基本料金に加え、使用した水量に応じた従量料金を上乗せする体系が標準です。しかし全国の小規模水道、とりわ…