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日本の水道「未普及2%」の救世主。沢水の濁り対策は、ろ過の「向き」を変えるだけで劇的に楽になる
1. 水道普及率98%の陰に隠れた「240万人の日常」 「日本の水道普及率は約98%」——この数字を耳にすると、水道のない暮らしはもはや過去のものと感じる人が多いかもしれま… -



首都直下・南海トラフを生き抜く「水の自給自足術」――能登での半年間の支援生活から見えた、プロの備えと機能代替
序文:想定を裏切る「大都市被災」のリアル 南海トラフ巨大地震、首都直下地震、日本海溝・千島海溝沿いの地震、富士山噴火――これらはもはや「いつか起きるかもしれない… -



「あの木の間に管が埋まっている」という情報をどう残すか。AIによる「あいまいな情報」の資産化
1. 東京都ですら頭を抱える「技術継承」の限界 以前、東京都の水道研修を受講する機会があった。 その場で印象的だったのは、職員の方が技術継承の問題を自ら語り、強い… -



「住民自律型」水道の完成形。IoTとAIが支える小規模分散型水道のハイブリッド維持管理
1. 常駐管理から「自律管理」へ。小規模水道が抱える高い壁 小規模水道の維持管理における最大の課題は、「誰が管理するか」です。 専門の技術員を常駐させれば、確かに… -



水道インフラの真の安定度を測る指標「ぶら下がり人口」とは?
1. 現場用語「ぶら下がり人口」が教えるインフラの急所 「ぶら下がり人口」という言葉を聞いたことがあるだろうか。 これは私の以前の職場で使われていた概念で、ある水… -



【お知らせ】毎月第一金曜の「水飲み会」を始めます!
日本の水道が大きな転換期を迎えている今、私たち実務者に必要なのは、組織の壁を越えた「本音の対話」ではないでしょうか。 現場で泥にまみれる技術者、最新設備を開発… -



バングラデシュの水の奇跡が悲劇に変わった理由と、インフラ最適配置の原則
1. 1.7億人の「奇跡」の裏側に潜んでいたもの バングラデシュは人口1.7億人を抱える国だ。 その水道事情を変えようと、1960年代後半からドナー主導で家庭レベルの浅井戸… -



水道における「膜ろ過」の信頼性と、小規模水道が直面する「更新費用」の罠
1. 膜処理普及の原点――「対クリプトスポリジウム」の決戦兵器 1996年、埼玉県越生町で4,000人以上が集団感染した水系感染症の事例は、日本の水道行政に大きな衝撃を与え… -



バングラデシュの「壊れては作る」連鎖から学ぶ、日本の水道維持の限界。浄水方式の転換が「人手不足」を救う鍵となるのか
1. バングラデシュ「能力強化プロジェクト」の現場から 2014年から2019年にかけて、私はJICAの技術協力プロジェクトの一員として、バングラデシュ公衆衛生工学局(DPHE…