投稿一覧
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商品紹介
電源・電波不要の自動バルブ制御装置「VALCON」誕生。小規模水道や実験現場の工数を激減させる革新のスペック
1. 新商品「VALCON(バルコン)」開発の背景 小規模水道の現場、特に中山間地域での設備管理において、長年解決されてこなかった課題があります。「電源の確保」という壁です。 山間部の水源施設や、集落から離れた取水地点には、商用電源が届いていないケ... -
思想・原則
「インフラ更新地獄」を突破し「日本をより豊か」にする設計思想。–人手不足時代のインフラ”超”長寿命化の視点
1. 全インフラが同時に寿命を迎える「多死社会」の到来 2030年代、日本のインフラは前例のない局面を迎えます。 高度経済成長期に一斉に整備された水道管、下水道管、橋梁、トンネル、ダム——これらが同じ時期に、ほぼ同時に法定耐用年数を超え始めます。国... -
思想・原則
お堀の浄化に「凝集剤」は有用か? –水処理とは何かを考えはじめたきっかけ
1. 実証実験の回顧:凝集剤散布による水質改善の限界 社会人になって2年目のことです。私が担当することになったのは、人気観光スポットとして知られるお城のお堀の浄化実証実験でした。 そのお堀は、多くの観光客が訪れる美しい城郭の足元に広がっていま... -
思想・原則
2035年、下水道管の20%が限界に。水道更新コストを抑制し、「インフラ崩壊」を回避する唯一の戦略
1. 水道と下水道、整備時期と耐用年数の相関関係 日本のインフラ老朽化問題を語る際、水道と下水道は別々に議論されることが多いです。しかし両者を時系列で並べてみると、深刻な「二段階の危機」が浮かび上がってきます。 水道管の多くは、戦後の高度経済... -
技術解説
腐食物質(フミン質)対策におけるオゾン装置のスペック選定術。TOC相関と溶解効率から導く最適設計
1. 活性炭からオゾンへ:ランニングコスト重視の選定経緯 腐植物質(フミン質)による色度問題への対処として、まず検討の俎上に載るのが活性炭処理です。活性炭は導入コストが比較的低く、既存の処理フローに組み込みやすいという利点があります。しかし... -
思想・原則
海外水プロジェクトの教訓。機材調達における「代理店網」という死活問題と、持続可能な施設設計
1. スーダン機材調達案件の概要と目的 2008年から2013年にかけて、私はスーダンの水プロジェクトに専門家として携わっていました。 案件の目的は、スーダンの水質分析能力の強化です。その活動の中で日本から水道管理に必要な各種機材を調達してスーダンに... -
思想・原則
地震大国日本で災害レジリエンスを最大化する浄水システム選定ガイド
1. 地震大国における水道設計のパラダイムシフト 先日、三陸沖で大きめの地震があり、先週は長野でも地震が観測されました。 日本は世界有数の地震大国です。南海トラフ巨大地震、首都直下地震、日本海溝・千島海溝沿いの地震。これらは「起きるかもしれな... -
技術解説
腐植物質(フルボ酸・フミン酸)が水道原水に含まれる際のリスクと対策。緩速ろ過で色度は落とせるか?
1. フルボ酸とフミン酸の化学的性質 日本の国土の約7割は森林です。山に降った雨は森林の土壌を通り抜け、川となって平野部へと流れ出します。その過程で、森林の落ち葉や枯れ枝が土壌微生物によって徐々に分解され、その分解生成物の一部が雨水や地下水に... -
技術解説
UV-LEDは塩素を超えるか?小規模水道における紫外線滅菌の「期待」と「限界」
1. 紫外線滅菌の「新時代」――UV-LEDがもたらしたパラダイムシフト 水の消毒技術として、紫外線滅菌は長い歴史を持っています。しかし従来の紫外線ランプは水銀を使用しており、頻繁なON/OFFに弱く、寿命も短いという運用上の課題がありました。それが近年...