投稿一覧
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お知らせ
【弊社体制紹介】NPO「地域水道支援センター」×「三恭コンサルタント」との連携で実現する、小規模水道への包括的支援
1. はじめに:小規模水道支援には「多層的なバックアップ」が必要である 日本の水道が直面している課題の中でも、特に深刻なのが小規模水道の持続可能性問題です。人口減少による収益の低下、技術職員の不足と高齢化、老朽化した施設の更新費用。これらが... -
技術士(上下水道部門)への道
【技術士試験】令和6年度・過去問の解答案(私案)を公開しました
先日、本ブログにて宣言いたしました「技術士第二次試験(上下水道部門)」の過去問解答案作成について、第一弾として令和6年度分の解答案が完成しましたので公開いたします。 今回の解答案は、過去の試験問題の傾向や解答例をAIに学習させ解答案を作成さ... -
思想・原則
LCC計算に「行政コスト」の算入を。――人手不足時代のインフラ経営と、将来を見越したスマートな技術選択
1. 見えてきた「インフラ更新地獄」という有事 水道管が破裂し、橋が通行止めになり、トンネルで剥落が見つかる。これらが「個別の設備トラブル」として語られる時代は、もう終わりつつあります。今起きていることは、高度経済成長期に一斉に整備されたイ... -
水処理
水道原水の水質課題と「粗ろ過×緩速ろ過」の適用限界 ――持続可能な水処理の「守備範囲」を定義する
1. はじめに:原水リスクの多様化と処理技術の選定 川や貯水池の水。、地下水を水道にする際、その水に含まれている成分や性質に合わせた水処理を行い、水道基準に合った水質の水を水道として給水します。今回は、その水道における水質毎の水処理方法につ... -
緩速ろ過
粗ろ過×緩速ろ過の「余裕設計」が合理的な理由 ――変動費の構造とLCCから導き出す新・設計戦略
1. はじめに:再評価される「粗ろ過×緩速ろ過」の経済性 水道設計において、施設規模を「必要最小限」に抑えることが合理的だと思われてきました。建設費を下げ、土地を節約し、コンパクトにまとめる。その発想自体は間違っていません。しかし、処理方式に... -
技術士(上下水道部門)への道
【技術士試験】令和7年度・過去問の解答案(私案)を公開しました
先日、本ブログにて宣言いたしました「技術士第二次試験(上下水道部門)」の過去問解答案作成について、第一弾として令和7年度分の解答案が完成しましたので公開いたします。 今回の解答案は、過去の試験問題の傾向や解答例をAIに学習させ解答案を作成さ... -
思想・原則
途上国支援における「水質基準」の柔軟な運用とは? タンザニア深井戸開発プロジェクトに見る、住民本位の意思決定
1. 地質的難所における深井戸開発の挑戦 タンザニアのタボラ州。東アフリカ内陸部に位置するこの地域は、広範囲にわたって岩盤が地表近くまで迫る、地下水開発にとって極めて厳しい環境です。 多くのドナーがタンザニア国政府から本地域での水道開発プロジ... -
技術解説
膜ろ過システムの薬液洗浄にかかるコストを劇的に下げる「薬液浸漬洗浄」の極意。
1. 膜ろ過(MF/UF中空糸膜)における維持管理の現状 浄水処理における膜ろ過の導入が、じわじわと広がっています。その理由は明快で、「管理が比較的シンプルで、処理水質が安定している」という二点に尽きます。 水道分野で主流となっているのは、MF膜(... -
技術士(上下水道部門)への道
技術士第二次試験(上下水道部門)合格への道 ――過去問スプレッドシートの公開と「オープン解答案」の試み
1. はじめに:なぜ今、再び「技術士」なのか 技術士の第二次試験(上下水道部門:2026年7月20日)に、今年度、改めて挑戦します。 最後に受験したのは2017年度のことです。あの年は筆記試験を通過しましたが、業務が重なって口頭試験の対策に時間を割けず...