緩速ろ過– tag –
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設計
劇的な”緩速ろ過”の進化について
1. かつて緩速ろ過が「やっかいもの」だった理由 緩速ろ過は、砂の層を水がゆっくりと通り抜ける間に、砂の表面に育つ微生物が有機物や汚染物質を分解・吸着して水を浄化する方式です。薬品をほとんど使わず、大型の機械駆動設備も不要で、処理後の水は「... -
水処理
「塩素が水をまずくする」は本当か? 浄水プロセスの違いが分ける、おいしい水道水の条件
1. 塩素に対する「半分正解で、半分不正解」なイメージ 「水道水が塩素臭くて飲めない」「カルキの味がして不快だ」——水道水に対する不満として、最も多く聞かれる声です。浄水器が普及し、ペットボトルの水を買う習慣が定着した背景の一つに、この塩素臭... -
小規模水道
地元の水をおいしい湧き水に変える、緩速ろ過の可能性
1. 水道広域化が住民にもたらす「心理的コスト」 少し、個人的な話から始めます。 私の両親が暮らす集落には、かつておいしい水道がありました。地元の湧き水を水源に、緩速ろ過の小さな浄水場で処理された水は、くせがなく、やわらかく、そのまま飲める水... -
思想・原則
水道インフラの「人材不足」を技術で解決する:更新不要な浄水システムが老朽化対策の切り札になる理由
1. 水道業界を襲う「ダブルの人手不足」の正体 水道インフラの老朽化問題は、今や多くの自治体で共通の課題として認識されています。しかし現場で起きている問題の本質は、「お金がない」という財政論だけでは語り切れません。より根深く、より解決が難し... -
小規模水道
これからの小規模水道のカタチ
導入:いま、地方の水道が直面しつつある危機 能登震災以後、小規模水道、小規模分散型水道への注目が集まっています。 2026年に入ってから国交省は「水道事業における分散型システムの導入手引き」検討委員会を立ち上げ、小規模水道に本気で向き合う姿勢... -
お知らせ
国土交通省募集のパブリックコメントに意見書を提出しました
現在、国土交通省が「第6次社会資本整備重点計画」へのパブリックコメントを2025年11月21日正午まで受け付けています。 国土交通省が向こう2023年度までを対象に実施する政策への意見を国民から広く募集するもので、 「埼玉県八潮市の下水道管の崩落事故... -
思想・原則
家電買い替えから見る、水道施設の更新を考える
我が家では、洗濯機が”キシキシ”ともうきつそうな唸り声をあげていたので、2年ほど前に買い替えたのですが、それ以外の掃除機やTV、冷蔵庫などの家電はもういつ買ったかわからないくらい長持ちしています。たぶん、最低でも10年中には15年くらいたつものも... -
上向流粗ろ過
「上向流粗ろ過」という水処理技術について
1. 上向流粗ろ過(URF)の歴史とメカニズム 上向流粗ろ過(Upflow Roughing Filter、以下URF)という技術をご存知でしょうか。名前を聞いたことがない方も、その仕組みを知れば「これほどシンプルで合理的な前処理があるのか」と驚かれるはずです。 URFの... -
思想・原則
第三回:郊外切離しと新・小規模水道──コミュニティが回す低コスト給水モデル【12連載】
郊外部の水道を「小規模水道システム」で守る 前回の記事では、郊外部の使用されなくなった地域は給水区域から切り離すことで、配管の更新対象から外す、という議論をさせていただきました。 今回は、末端地域にまだ住民がいるけれども、それでも、そのエ...