緩速ろ過– tag –
-
小規模水道
家庭ごとに浄水装置の設置がベスト??――井戸水の鉄・マンガン問題から考える、小さな共同水道
はじめに――最近、井戸水の相談が続いている 最近、個人の方からたまたま井戸水についての相談を受ける機会が続いています。共通しているのは、地下水を利用していることと、鉄とマンガンが多いということです。 片方の相談は、メーカーの除鉄用ろ過器を設... -
水道システム・インフラ
最も高度な浄水が、最も良い浄水とは限らない――粗ろ過+緩速ろ過という「最もシンプルな浄水方法」
1. 「高性能な浄水場」とは何だろう? 浄水場を新しく作るとしたら、どんな設備を入れたいと思うでしょうか。最新の膜ろ過設備、高度なセンサーと自動制御システム、精密な薬品注入装置、複数の処理工程——そうした設備が揃っているほど、より安全で高品質... -
水道システム・インフラ
地域に合った浄水方法を考えるためのガイド――まず診断、次に比較、さらに詳しく知る
はじめに 「うちの地域には、どんな浄水方法が合っている?」 水道水をつくる方法には、いくつかの種類があります。 代表的なものとして、 急速ろ過 上向流粗ろ過+緩速ろ過 膜ろ過 深井戸による地下水利用 地下水+除鉄・除マンガン などがあります。 で... -
緩速ろ過
土地が安い地方都市なら、緩速ろ過はもっと普及してもいいのではないか
水道の浄水方法には、急速ろ過・膜ろ過・緩速ろ過など、さまざまな方式があります。その中でも緩速ろ過は、どちらかといえば「昔ながらの技術」というイメージを持たれているかもしれません。実際、緩速ろ過を採用する施設は減少傾向にあり、その大きな理... -
水道システム・インフラ
急速ろ過と緩速ろ過――名前では分からない、2つの浄水技術の本当の違い
1. 「急速ろ過」と「緩速ろ過」は、ろ過スピードの違いだけではない 「急速ろ過」と「緩速ろ過」。 名前だけを見ると、多くの人はこう考えます。 急速ろ過=速く水をきれいにする方法緩速ろ過=時間をかけてゆっくりきれいにする方法 これは間違いではなく... -
水・水道の知識
イギリスで生まれ、日本で再び花開くもの
― ジンと緩速ろ過に感じる不思議なご縁 ― 本日、緩速ろ過に関心を持つ方と夕食をご一緒する機会がありました。 そこで不思議なご縁を感じる出来事がありました。 その方の奥様はイギリス人だったのです。 なぜか心に浮かんだのは、イギリスで生まれたある... -
水・水道の知識
最高の料理を支える、もうひとつの食材
山あいの小さな集落。都会から車で何時間も離れた場所に、一軒のレストランがあります。 看板は大きくありません。席数もわずか。一日に迎えるお客様は、たった2組か3組。 それでも、その店を訪れるために人々は遠くから足を運びます。予約帳は1年先まで埋... -
思想・原則
世界の混沌と日本の選択。人口減少期に必要なインフラ再設計論
中東では紛争が長期化し、欧州では難民と移民をめぐる社会の分断が深まり、東アジアでは地政学的緊張が高まり続けています。それに加え、AIの急速な進化は既存の産業構造を根底から揺さぶり、気候変動は農業・水・エネルギーという生存基盤そのものを脅か... -
緩速ろ過
前塩素・中間塩素から見る、人口減少と技術者不足が迫る——地方水道が今、緩速ろ過を見直すべき理由
導入:見落とされてきた「運用の成立性」という論点 これまで私たちは、凝集沈殿処理やジャーテストの重要性、そして人手不足が進む地方水道における「急速ろ過から緩速ろ過への転換」という問題意識を、繰り返し論じてきました。本記事では、この問題を「...