1. はじめに:なぜ今、再び「技術士」なのか
技術士の第二次試験(上下水道部門:2026年7月20日)に、今年度、改めて挑戦します。
最後に受験したのは2017年度のことです。あの年は筆記試験を通過しましたが、業務が重なって口頭試験の対策に時間を割けず、最後の最後で不合格になりました。悔しさと疲れが混ざった感覚で、その後しばらくは受験から遠ざかっていました。
それから数年。コンサルタントとして、また経営者として現場を歩んできた今、改めてこの資格に向き合いたいという気持ちが出てきました。日々の実務の中で蓄えてきた知見を、国家資格という形で一度きちんと整理し直してみたい。そういう想いが、今年の受験申し込みにつながっています。
今度こそ、必ず合格したいと思います。
2. 【ツール公開】令和元年度〜最新過去問スプレッドシート
準備を進める中で、一つ困ったことがありました。
2017年度やそれ以前の受験時は、解答例が掲載された参考書を購入し、それをもとに過去問演習を繰り返すことができました。しかし今回、同様の参考書を購入してみましたが、解答例が一部しか見当たりません。出題様式も当時と異なりますし、なんだか当時よりも勉強しにくい環境になっていると感じています。
それならば、自分で解答案を作るしかない。
そう思い立って、日本技術士会が公開している令和元年度から令和7年度までの試験問題を、まずはGoogleスプレッドシートに一覧化しました。その問題文の右側に解答案を記載できるスペースも設けています。

もしよかったら、同じように過去問に取り組もうとしている方がいれば、ぜひ活用してみてください。
3. 「間違い」を恐れず、ブラッシュアップするプロセス
このスプレッドシートに、今後少しずつ解答案を埋めつつ共有していくつもりです。
ただし、一つ正直に言っておきます。これは「模範解答」ではありません。私が悩みながら考えた「私案」です。間違っている部分が含まれる可能性は大いにあります。それを承知の上で、公開したいと思います。
その理由は、まずは同じように悩んでいる人がいると思うので、少しでも参考になればということ。
また不完全でも過程を見せながら一緒に考えた方が、より良い学びになると思っているからです。その中で「ここは違うのでは」「この視点も必要では」という指摘やコメントは、大歓迎ですので是非お寄せください。議論を重ねながら解答案をブラッシュアップしていく、そういうオープンなプロセスにしたいと考えています。
技術士試験の勉強は、どうしても孤独になりがちです。一人で参考書と向き合い、一人で解答を書き、一人で採点する。そのサイクルの中では、自分の思考の偏りや抜け落ちになかなか気づけません。このスプレッドシートが、受験生同士が互いの考えを持ち寄れる場所になれば、と思っています。
4. 今後の学習スケジュールとブログ更新予定
まず直近の目標として、今月末(5月末)までに全問の解答案を一度仕上げることを掲げています。その上で、繰り返し見直し・修正を重ねていくつもりです。
新たな解答を追加したときや新たな気づきについては、このブログで随時お知らせします。更新を見逃したくない方は、ぜひブックマークに追加しておいてください。ブログ投稿したらX(https://x.com/watervision_jp)でも更新されるので、こちらをチェックする形でもよいかもしれません。
5. 【重要】本ブログをご利用いただく上での注意点
このブログのメインコンテンツ(技術コンテンツ以外)は、小規模水道や持続可能な水道設計、水道に関するこうあるべきに関する論考です。これらの記事には、一般的な水道の教科書的な知見とは異なる、独自の考え方や主張が含まれています。技術士試験の「標準的な解答」とは方向性が異なる場合がありますので、試験対策に流用しないようお願いします。
また、今後公開する解答案についても同様です。これらは私が自力で作成した私案であり、専門家の添削を受けたものでも、いかなる機関からオーソライズされたものでもありません。解答案の記載内容の正確性については責任を負いかねますので、あくまで参考の一つとしてご活用ください。
6. 結び:孤独な受験勉強を、開かれた学びに
技術士試験は、長丁場の戦いです。筆記から口頭まで、合格までに要する時間と労力は決して小さくありません。しかも、多くの場合それは孤独な作業です。
だからこそ、同じ目標を持つ人たちが情報を共有し、議論し、互いを高め合える場所があれば、その孤独は少しだけ和らぐのではないかと思っています。
このブログとたびたび更新されるスプレッドシートが、そのような場所の一つになれれば嬉しいです。受験生の方も、すでに合格されている先輩方も、ぜひ気軽にコメントをいただけたら。
共に、合格を目指すことができたら嬉しいです。
