投稿一覧
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水道
【毎週土曜配信】小規模水道の「真実」を届けるメルマガ。技術の深掘りから中本名誉教授の視点まで
なぜ今、メルマガを始めるのか 水道業界は今、かつてない速さで変化しています。人口減少、老朽化インフラの更新、分散型システムへの移行、そして国の政策動向――。現場の技術者や自治体担当者が「正しい判断」をするために必要な情報は、日々更新され続け... -
運営維持管理
「微生物にやさしく」――緩速ろ過・粗ろ過の真髄。ツリガネムシのSOSから学ぶ、3%・3℃の管理原則。
1. ブルーハーツと「水処理」の共通点 「人にやさしく」——私も好きなブルーハーツの名曲のタイトルが、ふと頭に浮かぶことがある。水処理の現場で、微生物の状態を確認しているときだ。 私が心がけていることを一言で表すなら、「微生物にやさしく」になる... -
緩速ろ過
「散水ろ床」と「緩速ろ過」の邂逅――汚水処理と上水道の境界線で見つけた、生物浄化の本質。
1. 主流の影に隠れた「もう一つの正解」 現代の汚水処理の主流は、活性汚泥法とその派生技術だ。好気槽と嫌気槽を組み合わせたAO法、さらにそれを発展させた高度処理システムが、大規模な下水処理場から小型の合併浄化槽まで広く普及している。処理効率が... -
水道
「水」を支えるのはダムではない、森林だ。――日本の水道を「急流」から守る先人の遺産と、私たちが直面する水源林の危機。
1. 明治の技師が驚愕した日本の「川」の実態 「これは川ではない、滝である」 明治政府が招いたオランダ人土木技師ヨハネス・デ・レイケが、日本の河川を初めて視察したときに発したとされる言葉です。ヨーロッパの緩やかな平野を流れる川しか知らなかった... -
水道料金
水道料金高騰は食い止められる。水道法から読み解く「原価低減」の鍵と、粗ろ過導入による財政再建
1. 迫りくる「水道料金高騰」の正体 全国各地で老朽化した水道管が破裂するニュースが続いています。道路が陥没し、周辺が浸水し、広範囲で断水が発生する。その映像が報道されるたびに、「うちの地域は大丈夫か」という不安と、「修理にかかる費用は誰が... -
水質
水の「色」と「臭い」。不純物を取り除く緩速ろ過が、暮らしの質を変える理由
1. 蛇口やタイルに現れる「水の正体」 蛇口の根元に白っぽい固まりが付いている。浴室のタイルに茶色いシミが広がっている。洗面台の排水口まわりが黒ずんでいる。これらを「汚れ」として掃除で対処している方は多いと思います。しかしその「汚れ」は、実... -
設計
浄水設備が完璧でも水道は止まる?小規模水道の「隠れた難所」、取水設備の重要性
1. 浄水システムが「最強」になったからこそ見えてきた課題 上向流粗ろ過と緩速ろ過の組み合わせによって、浄水工程のメンテナンス負荷は劇的に下がりました。砂かきという重労働はほぼ不要になり、粗ろ過の排泥は5分のバルブ操作で完結する。日常管理の手... -
設計
「上向流粗ろ過」設計:安定稼働を左右するノウハウ
1. 最強の前処理「上向流粗ろ過」の設計思想 上向流粗ろ過は、砂利を充填したろ過槽に原水を下から上向きに通水し、砂利層で濁質を物理的に捕捉するシステムです。仕組みそのものはシンプルですが、「ただ砂利の中を水が通るだけ」という理解では、安定稼... -
設計
劇的な”緩速ろ過”の進化について
1. かつて緩速ろ過が「やっかいもの」だった理由 緩速ろ過は、砂の層を水がゆっくりと通り抜ける間に、砂の表面に育つ微生物が有機物や汚染物質を分解・吸着して水を浄化する方式です。薬品をほとんど使わず、大型の機械駆動設備も不要で、処理後の水は「...