2025年– date –
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水道における、それでも起こる”想定外”
東京都水道局の震災に向けた取り組みについて、前回の記事でご紹介しました。 ほぼ完ぺきではないかと思う取り組み内容ですが、それでも首都直下地震のような大地震が起きたとき、さまざまな想定外が起こりえます。 今回はそんな想定外となりうる状況につ... -
東京都の水道インフラはどこまで“地震対応”できているのか?
首都圏の人口をご存じでしょうか。 県や市などの行政単位ではなく、世界では「都市圏」という概念があり、その概念では東京都市圏の人口は3,775万人で世界トップです(出典:Demographia 2016年4月)。2位はインドネシアのジャカルタで3,132万人。続く3位... -
首都を襲う大断水に備える ― 首都直下地震と東京の水道を“現実的”に考える ― 連載予告回
いつ起きてもおかしくない首都直下地震。 「蛇口をひねっても、水が出ない。」そんな日が明日来るかもしれません。 首都直下地震なら首都圏、南海トラフなら関西~中部、四国までー。広域で同時多発的に断水が起こるリスクが指摘されています。 本連載では... -
水道は飲んでも安全!?日本の水道の品質とは
「日本の水道水はそのまま飲める」と言われていますが、最近では「水道水は危ない」「浄水器を使うべき」「ミネラルウォーターの方が安心」など、不安をあおる声も見られます。 しかし、本当にそうでしょうか? 実は、日本の水道水は世界でもトップクラス... -
小規模分散型水道が目指すもの
ここ1年ほどで、「小規模分散型水道」という言葉を耳にする機会が増えてきました。特に2024年の能登半島地震以降、「災害に強い水道」を求める声とともに、この表現がさまざまな場面で使われるようになってきています。こうした言葉が注目される背景には、... -
【災害対応】災害時の水の消毒に必要な塩素の量は?
地震や断水などの災害時において、確保できた水を安全に飲用するには、適切な塩素消毒が欠かせません。では、実際に手元にある「次亜塩素酸ナトリウム」を使って、どのくらいの量を加えればよいのでしょうか? この記事では、災害時に家庭でも実践できる簡... -
【節約術】自宅の水道代節約について
ここ数年、食料品や電気代、社会保険料など、あらゆる生活費が値上がりしています。 一方で、給料の伸びは限定的。家計のやりくりがますます大変になっている方も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、**身近な生活費の中でも節約の工夫がしやすい「... -
【保存版】災害時の“水”の確保術|1人1日20Lで生き抜くための知恵と工夫
何気なく使っている水。しかし、地震や水害などで水道が使えなくなると、その存在がどれほど大切だったかを痛感します。 そもそも人々はどのくらい毎日水を使用しているかご存じでしょうか。 世界標準で、人一人当たり、1日当たりに使用する水の量は250Lと... -
水道水源としての地下水活用について
水道施設を新たに整備する際、その地域で最も適した水源を選定することが重要です。選定候補としては、河川水、湖沼水、そして地下水などが挙げられますが、特に「井戸水を使えないか?」という声は現場でもよく聞かれます。 確かに、日本は地質的に地下水... -
水道の水源と、水道水の作り方
水道は浄水場で作られます。 浄水場では、水道のもととなる水(原水)を処理して、水道として飲める水にして、皆さまのご家庭に届けています。 水道のもととなる水は、川や湖やダムを水源とする水(表流水)が大半ですが、地下水が使われる水道も全体の10%... -
日本と世界の水道
日本だと、水道って出て当たり前。 日本でミネラルウォーターが普通に買われるようになったのは、30年くらい前のように思います。当時まだまだお茶やジュースを買うのが当たり前の時代に、ボルビックとかエビアンを買って飲むのがおしゃれ、みたいな空気が... -
2025年4月30日 ブログ始めます。
2025年2月に起業し、まだ落ちついたとは言えないけど、少しブログ書く時間が取れそうなので(というか、そろそろ始めないと思い)、今日から書き始めます。とりあえず、原則として、毎日1記事をマイルールにする。 軽めの記事もあれば、よく練った重厚な記...
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