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水道は“最も重要な基本インフラ”:誰のものか? ~民営化・国際紛争・地域の“命綱”を読み解く~
2019年の改正水道法、そして浜松市での25年にわたる運営権売却(コンセッション)は、「水は公共財」という常識を揺るがす出来事でした。水戦争の歴史や民営化の功罪から、「命のインフラ」である水道の行く末を、今こそ深く考えるべき時が来ています。 序... -
災害用膜浄水器の効率的な使用方法!! ~徹底解説~
「災害時、いざという時に、その場で飲める水があったら…」そう願う人は多いでしょう。近年、Amazonなどで「3,000~5,000円前後の緊急浄水器」が手軽に手に入るようになりました。その中には、「そのまま川の水を飲める!」と謳う製品もありますが、本当に... -
災害で水道が止まったときに自宅にあるもので飲み水を作る方法!
「備蓄のペットボトルが尽きそう……」――そんなとき最後の砦になる“家庭内浄水テクニック”を伝授します。高価な浄水器が無くても、工夫しだいで“飲める水”はつくれます。いざという時に慌てないよう、最低限そろえておきたい道具と手順をまとめました。 1. ... -
大都市の災害がなぜ悲惨なのか
近年、地震や異常気象による大規模災害が頻発しています。その中でも、特に「大都市の災害」は、その規模と影響の甚大さから、悲惨な状況を招きやすいと言われています。私たちはこの事実から目を背けることなく、来るべき時に備える必要があります。 もし... -
ブログの執筆者紹介
「100 億人に命の水を」——井戸端から世界の水道へ はじめまして。松尾 俊作と申します。水とともに歩んだ二十五年を、少しだけ物語風にご紹介します。 ルワンダ国東部県ムシキリ村の水源へつづく道で、子供たちと 1. 池のほとりで芽生えた違和感 二〇〇〇... -
水道は飲んでも安全!?日本の水道の品質とは
「日本の水道水はそのまま飲める」と言われていますが、最近では「水道水は危ない」「浄水器を使うべき」「ミネラルウォーターの方が安心」など、不安をあおる声も見られます。 しかし、本当にそうでしょうか? 実は、日本の水道水は世界でもトップクラス... -
小規模分散型水道について考える
最近、「小規模分散型水道」という言葉を耳にする機会が増えてきました。 特に2024年の能登半島地震以降、「災害に強い水道」を求める声とともに、この「小規模分散型水道」というキーワードがさまざまな場面で使われるようになってきています。こうした言... -
【節約術】自宅の水道代節約について
ここ数年、食料品や電気代、社会保険料など、あらゆる生活費が値上がりしています。 一方で、給料の伸びは限定的。家計のやりくりがますます大変になっている方も多いのではないでしょうか。 そこで今回は身近な生活費の中でも節約の工夫がしやすい「水道... -
水道の水源と、水道水の作り方
― 日本の“水道水づくり”をざっくり俯瞰 ― 蛇口をひねれば当たり前に出てくる水。 その旅は「水源」から始まり「浄水場」を経て、ようやく私たちの家庭に届きます。日本の水道はおおむね4つの処理法でつくられていることをご存じでしょうか。 熊本の水道は...